結局面白い友達ってやつは総じてクズである
こんにちは。
アカクロです。
突然ですが、みなさんには「こいつは面白い」というお友達の方はいらっしゃいますでしょうか。
「お客様の中にお医者さまはいらっしゃいますでしょうか」みたいに恐らくいないという前提で聞いてるみたいになってますが、他意はないです。でも一応すみません。
さて、なぜこんな話をするかというと、よく先輩だったりバイト先に上司だったりに飲みに(勝手に)ついていく僕は、その飲み会の中で気分よく奢ってもらうために先輩達の話を盛り上げます。
ただ、そういう場で先輩が決まってする話といえば…
「俺の友達にこんな面白いやつがいてさ~」
的な話!
実際面白いかは別として、本人達は嬉々として語ります。
で、大体その面白いやつっていうのは「風俗行きまくってる~」とか、「女に手出しまくってる~」とか「こんな厳かな場でも大声上げちゃうんだぜ~」とか…
ああ~…
「総じてクズ!」
こんな感じでクズ友達の自慢大会博覧会になります。
クズな行動というのは普通の人間には中々できるものではないので、人と違うことに魅力を感じるのは分からなくもないのですが、普段は大人しい人ほどそういう話が好きな傾向にある気がします。
なんとなく「昔は悪かったんだぜ」自慢に近いものを感じますね。
まあ普段明るい人は大体本人がクズですからね。こっちは普通に「昔は悪かったんだぜ」自慢が始まります。
そこで、思いついたのが、
「実際面白いのか書いてまとめてみよう!!!」
あれは飲み会の席かつ先輩の話を聞かなければならない空間という条件が、話を聞いていて退屈なものにしているのかもしれません。
クズな友達の話なんて面白いわけがないという偏見も大いに含まれている気もします。
なので、正直ほとんど聞いていなかった僕ですが、とりあえずまとめてみようと思います!
ケース1 A先輩の風俗狂いの友達の話
ひょんなことから付き合いができた先輩Aさん。
かの有名な早稲田大学を卒業し、同大学の経済系の院へ。就職先も国家公務員というエリート街道まっしぐらなAさん。
飲み会の席では「大学時代できなかったから・・・」といじらしい大義名分を使い後輩に一気コールを繰り返し、自分はアヒージョを飲み始める異常者です。ちなみにその時の感想は「しょっぱい・・・」でした。熱さとかじゃないんだ。
そんなAさんの友人は風俗大好き系クズです。
いや、まあ風俗に行くことは別に悪いと思いません。
そういうのは人の好きにすればいいと思いますしね。
ちなみにその時の話はこんな感じです。
Aさん「いやあ~、俺にもね、面白い友達がいるんだよね」
アカクロ「へえ~、どんな人なんですか?」(店員さんが刺身を持ってきているのを受け取っているアカクロ)
Aさん 「いやあ~、こいつがね、毎週欠かさず風俗に行く男なんですね。でね、この前も行ったみたいなんだけどね、この前会った時も会う前に行ったみたいでね。しかも普通の風俗とかじゃなくてメンズエステにハマってんだよね」
アカクロ「へえ~メンズエステってなんか違うんですか?」(店員さんが持ってきた刺身の解説を始めるのを傍らに聞くアカクロ)
Aさん「いやっ、なんかね、そういう行為はなしでずっと女の子とくっついてるだけらしいんだよね。120分で19800円もするんだって」
アカクロ「へえ~結構高いんですね~」(いいところのマグロと聞いて興味を持っていかれるアカクロ)
Aさん「いやあ~、でね、そういうところ行くようになったのもね、理由があって、元々は普通の風俗大好きだったみたいなんだけどね、彼、ボランティアで子供に勉強教えてるらしいんだけどね、そこに行く直前の電車の中で性器と唇に同じ腫れを見つけたらしくてね、ボランティア無視してそういうクリニックに向かって診断受けたら即日検査でひっかかったみたいなんだよね」
アカクロ「うわあ~やっちゃいましたね」(食べる空気を作るために醤油を入れた小皿をそっと先輩に渡すアカクロ)
Aさん「いやっ、クズじゃない? 子供に勉強教えるやつがなにやってんだってね、ホント笑ったよね、いやっ」
アカクロ「それはひどいっすね~」(マグロの旨味を噛みしめるアカクロ)
・・・・・・。
いやっ、この話なんだろうね!?!?
※マグロは美味しかったです。
まあ確かに子供に勉強教える立場の人間としてはどうかと思う人ではありますが、それ以上に
店員さんいる時にそんな話すな!!!!
お酒が入っているとしてもダメだと思います。
ケース2 M上司の悪い友達
バイト先の社員M上司
中央大学を卒業し、教育者としての道を進んでいるM上司。
東京都足立区に住んでいたことから、高校時代はバリバリのヤンキー高だった、耳に大量のピアスの痕がある、など、普段から「昔は悪かったんだぜ」が漏れているM上司ですが、教育者としての感性は本物。子供たちの人気も絶大です。
時々タガが外れたように「バイトは全員顔採用」とか「男子なんかいらないのになんで入っちゃったの?アカクロくん」とか言い出します。
また、そんな毒が強いM上司は、飲みに行くと必ず限界まで飲んで「さっきまでの話、奥さんには言わないでください!」と往来で土下座を始めます。さっきまであんた自分の子供の写真を延々と見せつけてきただけでしたよ。そもそも奥さんの連絡先知りませんよ。安心してください。俺は迷惑でしたけど。
そんなM上司の友人は、逮捕されちゃった系の人です。
M上司「ねえ、アカクロくん、俺さあ、高校時代に捕まった友達がいた話ってしたっけ」
アカクロ「あー、聞いてないと思いますよ」(焼き鳥のレバーが串から抜けずに困っているアカクロ)
M上司「あのね、アカクロくん、俺、高校が足立区で偏差値もまあ足立区って感じのとこだったわけよ。制服は自由に着崩してたし。見てっ、このピアス穴、その時友達に勝手に開けられてさあ、結局大学までピアス入れといたらなかなか塞がんなくてさあ。まあ、なんかそんな感じの高校だけど、割とみんな学校好きだから毎日いるし、派手な喧嘩とかもなかったんだよ」
アカクロ「あー、ヤンキーって学校好きですもんね」(マジで焼き鳥のレバーが串から抜けずに腕をまくるアカクロ)
M上司「でもさあ、そういう学校にもいるわけよ。空気感が違うっていうか、あんまそいつらのノリが好きじゃないやつ。みんなワイワイガヤガヤやってる中で、一人ポツンとクラスの隅で「お前らとは違うんだ」って空気出してるやつ。だからって勉強するわけじゃないし、運動頑張ってるわけでないし、授業が終わるとすぐ帰っちゃうやつ。とりあえず来てるだけ、みたいな。まあ、今ならわかるけど、ってかそういう子供たち助けるのも仕事だったりするわけだけど、当時は正直どうしてやることもできなかったんだよね」
アカクロ「あー、まあ馴染めないとそういう風になっていきますよね」(マジで焼き鳥のレバーが串が抜けないから10割の力をかけるアカクロ)
M上司「ある日さ、なんとなく誘ってみたわけよ。「こっち来いよ」って。そしたら他のやつらもノリはいいからさ、みんなして話しかけ始めんの。「そういや話したことなかったよねー」とか「遊び行こう」とか、他愛もないやつ。で、まあ多分、そこまではよかったんだけどさ、一人が「なんで一人でいんの?」って、言っちゃったんだよね」
アカクロ「あー、言っちゃいけないやつだ」(力込めすぎて飛んでったレバーの行方を捜すアカクロ)
M上司「したらさ、怒っちゃったみたいで。「お前らといたくないからだよ」って教室飛び出てってさ、言ったやつも悪気があったわけじゃないからムカついたみたいで、追いかけてったんだよね。で、そっから先はよく知らないんだけど、学校が終わっても二人とも戻ってこないの。で、翌日も二人とも来なくって。なんかあったのかなあ、とか思って連絡しても出ない。何日かして一人ぼっちでいた方が腕にギプスとかして学校来てさ。「なにがあったの?」って聞いても無視してきて。そんで、その日の内に、全校集会やることになってさ。直接は言わなかったけど、校長の言ってること考えると、ああ、捕まったんだなあみたいな」
アカクロ「えー、やばいですねそれ」(見つけたはいいもののどうするか困ったレバーをとりあえず取り皿において上司に差し出すアカクロ)
M上司「まじさあ、笑っちゃうよね! あははははっ!」
・・・・・・。
まじさあ、笑いどころどこっ!?!?
※落ちたレバーはM上司が美味しく頂きました。
ちなみに笑う対象はどっち? 逮捕されたやつの方ですか? まさかとは思いますがギプスの方じゃないでしょうね?
どちらにしても教育者としてどうよ・・・。
このことは僕の胸の中だけにしまっておこうと思います。(できてない)
ケース3 年上の友達Yさん
バイト先の交流で知り合ったYさん
東京大学理科Ⅰ類の工学部の方です。院への進学も決まっているYさんは年が一つ上ということもあり、ご飯の際はおごってくれます。
平日は夜勤バイトからの研究室ということを毎週会う度に言ってるのですが、いつ寝ているのでしょうか。東大に受かるような方は平日は寝なくて平気なのでしょうか。休日に寝貯めできる性質が合格の必須条件なのでしょうか。
どうりでアカクロは大学が大したことないはずです。だって毎日8時間は寝てるし。
このことをYさんに聞いてみたところ、「起きているか寝ているかの境目がわからなくなってきたら気にならないよ」との回答が返ってきました。こっわ~・・・。
さて、昼夜逆転を超え昼夜合体の境地に至ったYさん
彼の友達は親の金に甘えている系クズです・
Yさん「聞いてよアカクロくん。東大ってさ、やっぱ金かけただけある子供、というか、金の力を感じる人が多くてね。僕がぁ、毎週5日ぐらい夜勤のバイトしたり休日も家庭教師とかして生活費を稼いでるのに、周りは未だにバイトしたことがない人多すぎて嫌になっちゃうんだ」
アカクロ「あー、まあやっぱみんな塾通い詰めてたからバイトとかする時間なさそうですね」(東大生にオシャレな店に連れていけと言われて悩んだ末に選んだ店がそうでもなかったことに落ち込んでいるアカクロ)
Yさん「この前ね、同じゼミの人の家に行ったんだよ。大きいタワーマンションの一室でさ、中入ったら親がいないの。ってか一人分の生活雑貨しかないの。で、聞いてみたら一人暮らししてるって。しかも親に買ってもらったんだって。マンションを。どう思う!?」
アカクロ「金持ちうらやましいですよねえ」(メニューさえオシャレならなんとかなるかと思ったけど揚げ物料理ばかりで飲み物をよく見るカクテルが限界で落ち込むアカクロ)
Yさん「今までで一番高いもの買ってもらったのはなに?って聞いたら「ベンツ」だって。2000万ぐらいするらしいの。しかも1年の時から持ってたらしいんだけどね、一度も乗ってるの見たことないし。働いたこともないのにタワーマンション住んで、ベンツ乗って、料理とかもしたことないんだって。じゃあなにができるんだっていう」
アカクロ「就職とかどうするんですかね」(ギリギリでオシャレと言えそうな、メニューに「絶対映える!」と書いてあるドリンクを見つけたアカクロ)
Yさん「そう! そんなんだから就活ダメだったみたいで、30社ぐらい受けて一つも受かんないの。大手ばっか受けて、外資も受けて、当然ダメ。面接でさあ、「尊敬してる人はお父さん。なぜならお金をくれるから」志望理由は「お父さんがどっか就職しろって言うから」、そんなやつが受かるわけないじゃんっていうね。でも家がお金持ちだから海外留学して就職先延ばしだって。クズ過ぎて笑っちゃうよ」
アカクロ「そうですね」(「絶対映える」ドリンクを注文するアカクロ)
・・・・・・。
そんなに映えなかった!
これが「絶対映える」ドリンクらしいです。
すいません正直話聞いてなかったので、特に感想もないです。
まとめ
冷静に思い出してみて、書き出してみましたが、みなさんいかがだったでしょうか。
様々な年上の友人がいる、という点においてのみは楽しいな、という感想ぐらいしか僕にはありません。
ちなみにこの三人は全員面識があるらしく、この前全員そろった飲み会では、抜群のチームワークを発揮してクズ友達の自慢大会博覧会を加熱させます。
こんなチームワークしか周りになくてすみません。
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きっとここなら、もっと正当なチームワークをはぐくむことができるんでしょうね。
人と人とのつながりは大事ですし、パフォーマンスを上げるうえでも大事です。
え、アカクロの友達は他にどんな人がいるか、だって?
あー、なんかあるかなあ・・・。
あ、そうそう、この前俺の友達がクズ過ぎて笑っちゃったんだよね!
以上です。