【アルバイト日記】りかけいのおとこがボディビルを始めるとしても明日を知ることはできない
こんにちは。
アカクロです。
昨日バイトに向かうために朝9時頃に電車に乗っていたのですが、日曜日の朝の電車ってめっちゃ空いてますよね。
空いてるし全然人も乗ってこないから座席に横にでもなって寝てやろうかな、なんて冗談を考えながら乗ってると、
「はァーてッしなァーいィイ!! 闇のむっこォーうにっ!!」
ミスチルの『Tomorrow never knows』が大音量で聞こえてきました。
しかも音漏れとかイヤホンが外れたとかじゃない。
そもそも声が、桜井和寿さんじゃない。
声の方を向くとバナナマン日村さんが真似する貴乃花みたいな声で大熱唱してるオッサンが車両の端っこにいました。
しかも歌詞を知らないのか「果てしない闇の向こうに oh oh 声がする~」と延々と繰り返してました。
「『手を伸ばそう』よ!」、とツッこもうかと思いましたが、あまりにも気持ちよさそうに歌っているので放っておいてあげるぐらいの優しさをアカクロは持っています。
ただ、闇の向こうからするような声に疲弊し1本電車を変えるためにさすがに降りました。
普通にバイト遅刻だったので所長に「果てしない闇の向こうに声がするので遅刻します」とメールを送ったら「耳鼻科寄ってから来るの?」とご返信をいただきました。
なぜか正当な遅刻扱いになりました。
元々間に合わなかったので異常事態様々ですね。
ありがとう桜井和寿さん!
さて、昨日はアルバイトの大学受験を支援する学習会での活動が最終日でした。
まだ数回事務所での引き継ぎ作業が残っていますが、メインの仕事はこれで終わり。
生徒の過半数は大学合格が決まっていますが、まだ数名がどこにも受かっていない中辞めてしまうのが心残りです。
公立はこだて未来大学の彼とか…。
まあそれ以上悲しい出来事がありました。
来てる生徒めっちゃ少ない問題!!!
泣きました。
なんなら先週より少ない。
「来週最後なんですか? 絶対来ますね!」と言っていた生徒がことごとくいないんだもの。
期待の分だけ落差がすごく、叩きつけられた心は弾け飛びました。
え? なんなんこれいじめ?
弾け飛んで心を失ったので逆に冷静になれました。
冷静になって気づくこともあります。
「あ、今日国立入試じゃん」
ちなみに公立はこだて未来大学の入試は投稿日です。
来ない理由が明白になりました。
自分の受験日忘れて「来週来ます!」って言ってた生徒の受験意識の低さが心配ですが。
ほぼ生徒はいませんでしたが、先生から選別をいただきました。
こちらはポップなデザインのレフ版ではなく、アカクロの写真が下手すぎるだけの高そうなクッキーです。
他にももつ鍋屋に連れて行ってもらったりカラオケに連れて行ってもらったり、就職で東京を離れるのにボンジョビのTOKYO ROADを歌っていただいたりとありがたかったです。
ちなみに大学一年の東洋大学理系でロボット開発サークル所属の先生からはこんなお言葉をいただきました。
「アカクロさん、筋肉です。一人暮らしに必要なもの! それは! 筋肉です! 決して筋肉をあきらめないでください!!」
感極まってなのか、なぜか涙目でした。
本当になぜでしょうか。涙目だったんです。
そんな彼は来年ボディビルのなんか日本では新しい競技の初代王者を狙っているそうです。
とりあえず一言。
「リスペクトが足りない」
それだけ伝えて彼に上の画像を見せました。
彼の涙も引っ込みました。
俺らの別れに涙はいらない。彼はきっと理解してくれたんでしょうね。
はい。
そんなわけで、大学卒業まであとわずかなのを実感する日でした。
まだ過去の学習会の話はするかもしれませんが、これからネタ材料生徒たちと会えなくなると思うと寂しいですね。